art cubeのはじまりについて聞かせてください。

昭和16年に初代が開業したのがはじまりです。いまは「art cube」という店名ですが、開業してからしばらくは「石崎理容店」という店名だったんですよ。　

店名を変えたきっかけはなんだったんでしょう。

1980年頃、市街地再開発事業でお店を建てなおして、それにあわせて店名も変えたんです。多面的な空間で芸術的な仕事をし、お客さまに喜んでいただきたいとの想いをこめました。

ヘアスタイルの提案は、どんなふうにしていますか。

仕事の種類、洋服の好み、休日の過ごしかたなどをお聞きして、その方のパーソナリティやライフスタイルをキャッチすることから、はじめています。そのうえで、季節や流行をとりいれて、おひとりおひとりにあったヘアスタイルを提案していっていますね。

髪と頭皮の健康にも、気をつかっているとのことですが。

すべての薬剤は、髪と頭皮に負担をかけないものを選んでいます。だから、パーマ＋カラーもダメージを気にせずしていただけるんですよ。また、薄毛、脱毛、フケなどのお悩みにも積極的にお応えしています。そういったお悩みにフォーカスしたメニューやアイテムも揃えているので、お気軽にご相談いただければと思っています。

エステティックやブライダルのメニューがあるのも、魅力ですね。

はい。効果にも価格にも、きっとご満足していただけますよ。じつは、エステティックやブライダルのメニューを含め、今のラインナップはお客様のご要望をとりいれてできたものなんです。これからもしっかりとアンテナをはり、必要な知識・技術をふかめて、さまざまな声にお応えできるようにしていきたいですね。

art cubeならではの良さってなんでしょう。

art cubeには、老若男女、いろいろなお客様がいらっしゃいます。しかも、性別・年齢の偏りがまったくないですし、一家まるごとで、また、何代にもわたって、ご贔屓にしていただいていることも多いんです。なんていうか、“お客さまみんなが家族”といったようなあたたかさがありますね。
福光で生まれて、福光で育てていただいたお店ならではの良さかもしれませんね。

なにかエピソードがあれば聞かせてください。

進学や就職で県外にでられたかたも、休みになると顔をみせにきてくれたり、髪を切りにきたりしてくれます。あと、結婚式の着付とヘアメイクを、新郎・新婦と両家のご親族様ぶんお世話させていただいたこともあります。日々、いろいろなかたちでお客様とのつながりを感じていますね。

最後に。お客様にとって、どんな店でありたいですか。

七五三、進学、就職、結婚、出産など、人生の節目節目をよりあざやかにつづっていける、そんなお店でありたいと考えています。もちろんふだんの何気ないときでも、こころを込めたサービスやアイディアいっぱいのサプライズをお届けすることで、お客様の「楽しい！」「うれしい！」をもっと、ふくらませていきたいですね。